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しまねこの息抜きブログ
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雨が上がって、遠くの山並みから湯気が立ち上がっている。
ここから見れば只の霧だが、
あの中を歩いたら、雨かもしれんね。

久々に大師匠の著作を読んで、
胃の痛い思いをしている。

毎回思う事だが、師匠の本も同じ、
読む度に新しい発見がある。
何度も読み返している筈なのに、
「初めて知った」と思う箇所が必ず出て来る。

私が師匠に何度も言われた事は、
「疑え」と言うことと、「焦るな」の2つ。
だけど哀しいかな、向こうが透けて見えるほど
薄い薄い縁しか持っていないので
「疑う」と言うより、疑心暗鬼になるし、
「もうちょっと待てば・・」と思うのに
ついついフライングを繰り返してしまう。
そして後で、
ああやっぱり急がなくて良かったのに・・
ガックリ来る。
毎日がこれの繰り返しだ。

スペインの巡礼道で、
カテドラルの神父さんや巡礼の先輩たちに
『この巡礼であなたの信仰見つけなさい』
と良く言われた。
私は
「キリスト教徒になれ」
と言われているのだと思っていた。
けど、今思い返してみると、それは違ったかもしれん。
私は自分の信仰を確かに見つけたけども、
それとてまだ、本物にはほど遠い。

巡礼の旅は確かに自分の分岐点だった。
あの頃、十年後の今を想像だに出来なかった。
私はあの旅でものすごく分った事が一つだけある。
それは、どんなに苦しくとも辛くとも、
そして例えたった一歩ずつでも歩き続ければ
必ず目的に到達出来る、と言うことだ。
今のこの厳しい道の門をくぐる直前に、
あの道を歩いたと言うことは、なんと言う偶然だろうか。

頂の見えない山を登るような気持ち。
自分が今、何合目のどの辺にいるのか?
道を間違えてはいないか?
まったくわからない。
でも、バカで結構、勘違いものめ!と
指差して嗤われるのも覚悟した。
私は私の直観を信じる。
国のため、皇室のため、万人のため、
動物たちのため、万霊のため、動物の万霊のため、
そして自分と自分の家族、知己のため、祈り続ける。

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