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しまねこの息抜きブログ
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今日は久々に護国神社に参拝して来ました。
いやはや。お恥ずかしい。
仕事疲れにかこつけて、ぜんぜん行ってなかった。
神様、ごめんなさい。(T_T)

そして陽が落ちてだいぶ経ってから海へ出かけた。
なんだか、とっても海に会いたくなった。
『海を見たい』んじゃなくて、
「会いたい」って言うのが一番近い気持ち。

大浜街道を大浜目指して自転車で走って行くと、
海の手前300mくらい?かな?
いきなり潮の香りがして来る。
横浜、関内辺りの駅を降りても匂って来るが、
あれは「香り」じゃない。残念だが「匂い」だぬ。
大浜はちゃんと潮の薫りがするよ。

自転車道に街灯は無いのでほとんど真っ暗だが、
浜沿いのマンションやアパート、そしてラブホの明かり。(笑)
煌煌と浜を照らし出していたのはグランドの白熱灯か。

足下を確かめながらゆっくりと浜へ降りた。
あ、と思った。
今日に限ってフラッシュライトを持っていた。
なぜだ?(笑)

先の台風でまた浜は荒れたままだった。
打ち上げられた流木や小石の山を乗り越えると
いきなり波の音が大きくなった。
白い白い波足は、真っ暗な闇の中では波消しブロックに見えた。

つと、波打ち際に立つと、異様な物が目に入った。
なんと、位牌と卒塔婆だった。
共に新しい物に見えたが。
目を凝らすと、南無阿弥陀仏と書いてあった気がする。

いやはや。
とんでもない物を見てしまった。
まるで呼ばれたみたいで怖いぬう。
よほど拾って海に流そうか迷ったが、
いや待て、これはそうやって戻って来たものだ。
私が投げても同じ事だろう。

さっさとその場を離れて、
濡れていないブロックの上に腰をかけた。
空には雲のすき間から星がぼんやり輝いていた。
UFOも一匹。
海は引き潮。
そしてまさに満ちて来る真っ最中だった。
祈りと祓え、そしてさっきのお位牌の主のご供養と。
重い重いもの、真っ黒いものが身体から離れた。

海の側に経つと、いつも『怖い』と思う。
何が怖いのか良く分からないが。
そしてシンパシーもあるかな。

私は海と感通する。
ゆらゆら、クラクラする。
海の言葉は遅い。
さぁ帰ろうと背中を向けた頃、やっと日本語になる。
私は暗闇でニヤッとして挨拶をする。
「また遊びに来させて下さい。」


帰宅して、護国神社のおみくじをもう一回読み直す。
『晴れ渡る 
  月の光に うれしくも
 行く手の
   道の
 さやか
  なりけり』

今夜、月は出てなかったけどな。(笑)

これ良いよ。長い事、お化粧崩れしない。
BBクリームタイプのファンデです。


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