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しまねこの息抜きブログ
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善行は自ら口にするものではない。
って言うけど、今回は善行でもないので書いちゃう。

バイト先で大量の猫缶を貰った。
期限切れってやつ。
缶詰の廃棄は面倒だから、
(中味を捨てねばゴミに出せない)
貰ってくれた方が助かる。
と言うので、本来、廃棄商品を貰うのは御法度なんだが、
「じゃぁわしが捨てて来てあげましょう♪」
ってなカタチで。(笑)
まぁいいでないの。( ̄▽ ̄)

さっそくのの蔵に食べさせたら、
一口でほかしやがった。( ̄□ ̄;)ナント!!
たぶん食べないと思ったけどさ。
さてじゃぁどうするか?
うん。そうそう、浜で野良猫の面倒を看てる
オバさんに貰って頂こう!

・・と言うことで、お買い物のついでに
山のような猫缶を持って行くことに。
そして、そこでふと思いついた。
やっぱり期限切れで廃棄になるおせんべいを、
半額とかそれ以下で協力買いした物がある。
山のように。
これを、松葉狩りに行った時に出くわした
あのホームレスさんの家に置いて来ようか・・
と。

さっそく実行。

すべる土手を何とか上がって松林へ。
松林はどこも同じ風景なので、ちょっと迷った。
やっとこないだの場所を見つけて、
腰丈ほどの松の間をかき分けて行くと
あの小屋が出て来た。
屋根の上で何か動いたぞ?と思ったら、
真っ白い仔猫が居た。
ぉお!

猫缶をパッカーんと開ける。
白猫が音に反応。
首を伸ばしてこっちを見ている。
そしておそるおそる近づいて来た。
わしを怖がるものの、ご飯は食べたい。
その苦悩にもだえる白い猫。(笑)
だが、怖いより食欲が買ったのであった。

いつの間にか、何処からかまた3匹の猫が走って来て
次々と缶詰の蓋を開けるわし。
いいや。猫缶もここの住人さんに貰って頂こう。

白い猫が3匹。黒猫が1匹。茶トラが1匹。
ものすごい勢いで食べ出した。
試しにちょっと頭を触ったが、怒らなかった。
引っ掻かれるかな?と思いつつ
なでなでしてみたら、案外大丈夫だった。

そんなこんなで30分くらい経った頃、
松林の中から突然オッサンが現れた。
「こんにちは」
挨拶すると、おじさんも
「こんにちは」
挨拶が返って来てホッとする。

わしは猫缶の事情をオッサンに説明し、
貰ってくれと頼んだ。
オッサン快諾。
そこで、一緒に持って来たおせんべいも
良かったら召し上がれ、と手渡したら、
ボソボソと
「久々のご馳走だ」

オッサンに「煮炊きは出来るのか?」
と尋ねたら、「出来る」と言う。
それなら、今度、ラーメン持って来るわ。
と約束した。

オッサンが帰って来たら、
とたんに猫たちの警戒が解けて
わしが抱っこしても大丈夫だった。
「この子らが居るから寂しくない」
オッサンが言ってた。

明日は我が身。
人が千人居て、千人全部に合う社会なんてあり得ない。
オッサンだって、戦国時代に生まれてたら
英雄だったかもしれないのだ。

我が家ののの蔵とあの仔猫たちと、
どっちが幸せで不幸か?なんて、
まったく大きなお世話なことだよねえ。

カセットガスストーブなんてのがあるんですねえ。

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