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しまねこの息抜きブログ
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先日、書きっぱなしになっちゃった
古事記の序文の抜粋です。
すびばせん。<(_ _)>

改めて・・

臣安萬侶言す。
シンのヤスマロモウす。

夫れ混元既に凝り、気象未だに表れず、
ソれコンゲンスデにコり、キショウイマだにアラワレず

名も無く爲も無し。
ナもナくワザもナし。

誰か其の形を知らむ。

タレかそのカタチをしらむ。

然れども乾坤初めて分かるるとき、
シカれどもケンコンハジめてワカるるとき

参神造化の首と作り、
サンシンゾウカのハジメとナり、

陰陽斯に開けて、二霊群品の祖と為れり。
インヨウココにヒラけて、ニレイグンピンのソとナれり。

所以に幽顕に出入して、
コノユエにユウケンにシュツニュウして、

日月目を洗ふに彰れ、

ジツゲツメをアラうにアラワれ、

海水に浮沈して、神祇身を濯ぐに呈る。
カイスイにフチンして、ジンギミをソソぐにアラワる。

-------------------------------------------------------

有名な古事記の序文(?)ですね。
臣下のやすまろ(安萬侶言)さんが
それまでバラバラに伝わってたり、
間違って伝わっていた古事を一手に集めて編纂、
古事記(ふることぶみ)としてまとめ、
天皇に献上した際に付け足した文章と言いますか。

でも、これはただの序文じゃないんですよ。
古事記の概略を語っておいでです。
知っている方が
この書物にはこれこれこう言う物が書かれています。
とおっしゃっておると言うことは、
本編に書かれていないこと・・と言うか、
書かれていることの真意をさらりと流し書きしておられたり。

古事記は物語では無いと言います。
神話と言う文学ではないんですね。
脱落している部分も多いそうで、まったく正しいわけでもないんです。
だから普通に物語として読んで行くと
途中で「???」となるわけです。

その「???」を知る手がかりが、
この安萬侶言さんの序文で伺うことが出来るんです。

神典と大祓を読んでいる方はもうお気づきでしょうが、
○◯◯は古事記の神代記そのままですよね。
それはどう言う意味なんでしょう?
そう言うことを、一緒に勉強して行きましょうね。


※○◯◯が伏せ字なのは、
必要としている方(PDFを購入して下さった方々)と
そうでない方と区別するためです。
代償の集金に行かれると大変ですから、
ケチってるわけじゃないんですよ。
気を悪くなさらないでね。

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